パソコン教室のまえを通ったので...

パソコン教室のまえを通ったので張り出されているポスターを見てきました。
小学生向けのプログラミングとスマホを教えるとポスター表示していました。

スマホのポスターをみて気になったところ:(写真と比較してください。)

  • iPhone,iPadと表記しなければ...
  • グーグルマップは、英語で書くなら Google Maps してほしい。
  • それぞれ、商標なのでね。
  • BlueToothでないと。

こういう間違いがあると、教えてもらって大丈夫かなと人間は感じてしまうので、なおした方がいいですね。このブログを見てくれるかなぁ。

プログラミングのポスター Scratchを教えてくれるようです。この子供向け言語はMITメディアラボで作られたもので世界で学ばれています。とても良いとおもいます(子どもむけプログラミング言語には他にも優れたものがいくつあります)
2020年に小学校からプログラミング教育必修化が決定されています。
私も賛成です。プログラミングを学ぶと「モノの考え方」が確実に変わると思います。プログラミングの根底にある「考え方の根源」が人間の精神を変革してくれます。自身がプログラミング勉強して感じたことです。

プログラミングと並んで重要視されてきているのが、英語ですね。もちろん、これからの社会で活躍してゆく子どもたちには英語ができるようになることは必須と思います。小学校から教えることに私も賛成です。グローバル化の波はますます高く・強くなるのは誰も否定できないし、グローバル化の中で生きていくのにはリンガ・フランカとしての英語が必須ですから。

しかし、しかし...
今のこどもたちの状況において、極めて深刻な問題が起こっています。それは、こどもたちの読解力が落ちている(足りない)ということです。
読解力=「リーディングスキル」テスト(RST)とは、教科書や新聞、マニュアルや契約書などのドキュメントの意味および意図を、どれほど迅速かつ正確に読み取ることができるかの能力のことです。このRSの能力に大きな問題があるとの報告がでています。
先日、この件についてのシンポジウムがあり私も聴きにいってきました。ショッキングな報告がありました。
その報告記事が幾つか出ています。毎日 朝日 教育新聞 中高生の半数以上が学校教育が求める文章理解の能力が不足しているというのがこの時のシンポジウムの報告でした。どうしたらその問題を解決できるのか、問題意識をもった先生方が今取り組み始めているということでした。解決の方向性が見えたということではありません....

また、日本語が読めない日本人が増えているというニュースも最近目にしました。日本に住む成人の15%くらいがカタカナややさしい漢字を読めないという調査報告が出たとのことでした。(海外から来た人も含む割合です)

文字を読む能力、文章を読んで理解する能力に問題があれば、英語教育もプログラミング教育もありえないですね。当然ながら...

私たちの子や孫には、普通に読解力を付けてあげたいですね。英語もプログラミングもそれなりにこなせる子に育ってほしいとだれもが考えます。
私の考える事:

  1. 幼稚園のころからできるだけ本に親しめさせる
  2. TVをなるべく見せない(東京圏の子どもをもつ家庭の5%くらいが最近は家庭にテレビを置いていないという統計があるとニュースを読みました。心強いことです。TV漬けで育ったら読解力持てないのはなんとなく理解できます。)
  3. 子どもの周りにいつも本がある生活を意識してつくりだす
  4. 図書館に常に連れてゆくこと、図書館が自分の重要な遊び場と感じる子にしてあげる

こういう育て方をした上で、プログラミングと英語を習得させていですね。






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