キャッシュレス・ポイント還元対象店の検索アプリが昨日公開されてどの店が現在対応しているかが分かるようになりました。その店ではどの決済サービスを導入しているかもこのアプリでわかります。
われわれ消費者が還元ポイントをゲットするには、対象店に行ってその店が導入している決済事業者のアプリやカードを使って支払いをすることが必要です。もちろん現金で支払ったら還元はゼロですよね。
下は、今回の政府の事業に参加している決済事業者とそのサービスの一覧です。我々はこの中のいくつかの支払い手段を用意しておくことが必要です。
注意が必要なのは、この一覧表の中に「必要な事前準備」という項目があることです。特に交通系の場合は全て事前の手続きを行うことが必須です。関東ならSuicaかPASMOになりますね。ちょっとそのやり方はわかりにくいかもしれません。
Suicaはまだ若干ながら独自のポイント還元があるのでいいですが、PASMOはありません。その上、還元を受けるのも「メールを受けて指定の駅の窓口に行かねばならない。9ヶ月間で3回連絡が来る。ポイントには有効期限がある(期限は今は書いてないですが)」とやる気があるのだろうか?という感じですね。交通系だけしか決済手段を入れないという店は消費者としてはちょっと困ります。
ポイント還元事業 主要なキャッシュレス決済サービス一覧表
われわれ消費者としては、お店はQRコード決済業者を入れてほしいと言うことに尽きます。還元ポイントの大きいPayPayが必須です。その上で他の決済事業者(LinePayとか楽天とか)も導入すべきでしょうね。11月末までは5%還元のお店の場合は、PayPayは5%上乗せで10%還元になります。消費税は10%になったので消費税をゼロにできる訳ですね。このことをお店の経営者は理解してもらいたいものです。
6〜7割の店舗(ほぼ全てが5%還元対象店)が10月1日には非対応のようです。
コンビニなどは素早く対応しているし、還元対象にならないスーパーやドラッグストアなどは独自のキャンペーンを展開して客を失うことを防ぐ対策を打っているようです。
ネットが分からない小規模のお店とこの還元策に対応してメリットを得ようとしている消費者と間に大きなギャップが生じてくると思います。持っているスマホにQRコードアプリを入れた人にとって、利用するお店が対応してくれていなければ足が遠のくのは自然のことです。お店には何らの(特にQRコード決済の場合は)負担が無いのは消費者にも分かっているのですから。時代が見えない(ネットが分からない)、消費者サービスに鈍感という印象を顧客に振りまくことに直結するのですから...
10月1日からは、多様な面でさまざまな社会変革が始動し目に見えてきます。スマホを持たないとどうも行き辛い時代だと分かる人も多くなるかもしれません。ネットがわからなお店は何故かを知ることなく客が5%、10%と減少してゆくことになるのかもしれない、決済事業者は今までになかった多様なサービス(スマホを利用して実現できるものです)を開発してどんどん世の中に送り込んでくるでしょう。この部分が大きなことです。
そして、キャッシュレスが浸透することで社会における税の不平等が是正されてゆきます。国にとっては税収の大幅な増加が実現します。消費税を10%以上に上げることが必要なくなるような税収増も大きな可能性として期待できます。(消費税アップ反対!と叫んでいる人たちはホント今の時代の仕組みがみえない人たちですね。この件は韓国が既に経験したことなんです。マスコミなどは報道しないですけどね。北欧の国々ももちろん。)
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